僕と英語の旅

英語って旅みたいなものだと思うんです

”Life” ネイティブの使い方は日本で習う意味と全く違った話。

 

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本の学校で英語を習う時。
”Life” と言う単語は必修単語で出てきます。
意味はもちろん『人生』
ここまでは多くの方がご存知でしょう。
しかしネイティブは全然違った使い方をします。

今日はそのお話をしましょう。

 


使い方(1)「仕方ない」

ネイティブはよく『仕方ないね。』と言う意味合いで使います。
”That's life.” や ”This is life.” 
という風に使われます。
『それが人生だよね。』と言ったニュアンスです。
しかし実際の使われ方は、
実は、、、”Life.” だけが多いです。

 

冠詞が付かない(不可算名詞としての”Life”)

この場合の ”Life” には
冠詞("a" や "the")が付かないのがポイントですね。
• • •
冠詞が付かないことで、
一人の人生、命、というよりは
人生って大概こんなもんだよね。
といった意味になると考えます。
• • •
例)”Life is too short to regret.”
  
(人生に後悔ばかりしている時間はない。)
  ”Humans has been seeking evidence of life on Mars for years.”
  (人類は長年火星の生命が存在する証拠を追い求めている。)

 

冠詞が付くと、、、。

「一人の人生」「人命」というようにそのまま「可算名詞」になります。
例)”He has saved a life before.”
  (彼は一人の命を救ったことがある。)
  "The definition of a happy life is different for each person."
  (幸せな人生の定義は人それぞれである。)

 

使い方(2)「最高!」

実はもう一つ、よく使われるパターンがあります。
それが『最高、これぞ人生!』という意味合いです。

この場合、”The” が付くようになります。
”This is the life."
というように使われ、『最高!』という解釈されます。

さっきの ”That's life.” とは正反対の意味ですよね。

僕がよく聞いたのは
IN-N-OUT BURGERと言う、
カリフォルニア で大人気の
ハンバーガーを友達が食べる時ですね。
”Dang, this is the life! I live for this moment!”
(もう最高!このために生きてるまである!)
みたいな感じでしょうか。

画像1

(”gettyimages” より写真引用)

大袈裟といえばそれはもう大袈裟ですが、
楽しさと嬉しさが伝わってきて良いですよね。

僕が日本に帰国して、
お寿司やラーメンを食べる度に同じように感じます。
『このために日本人として生まれたんだね。』
みたいな、、、。

 

まとめ

”Life” と言う単語、
『人生』と一言で訳すには
とても難しい単語だとわかりましたね。

”That's life.” 『仕方ないよね。』
”This is the life.” 『もう最高!』

表現は大袈裟かもしれませんが、
些細なことにも『人生』って
意味の単語を使うあたり、
あぁ、自分の人生を謳歌してるなって
思えたりもして僕は好きです。

前の記事でも書いた
”How's life?” (調子はどう?)
も、日本語じゃ
『人生どう?』
なんて普通は聞かないですもんね。

英語ならではのスケール感と
その表現方法を
これからも発信していくので
ぜひお楽しみに。

こんな表現もありますよ!
と言う方はぜひコメントを。

それではまた次回。
Have a nice life!